金持ちの服選びは両極端。「普通のおっさん」に見えることも

金持ち体質の人は、洋服など外見に対してはどのように考えているのでしょうか。実は健康と同じく、こちらも両極端です。全く関心のない人と、徹底的にのめりこむ人とに。特徴は、中途半端な人がいない、という点です。

関心のない人は、人と会うときは別として、徹底的に「普通のおっさん」という感じです。まったく着飾ることがありません。これは自分に自信があるからできることなのでしょう。関心のある人は、ブランドものを好みます。しかし、センスを重視しますので、派手なものよりもシンプルでクールなものを選ぶ傾向があります。流行や有名どころかどうかは関係なく、自分の選択眼を信じて選びます。

そして意外だったのは、スタイリストやファッションコーディネーターにカウンセリングを受けたことがある人が多くいました。お金を払ってプロのアドバイスを受け、偏りを正し、今まで自分が身につけたことのない新しいファッションやカラーを取り入れています。自分の好みにしがみつくのではなく、柔軟さがあり、進化に対する欲求が高いということでしょう。また、どうやら自分のステージによっても変わるようです。生まれながらのお金持ちと、一代で成り上がった成金とはまた違う考え方を持っています。
 

仕事ではオーダーメードスーツ、普段は5年越しのユニクロ

生まれながらのお金持ちは、物は充足していますし、子供のころからよい物に触れていますので、選択眼があり、よい物を長く使うという傾向があります。富裕層マーケティングがほとんど失敗する理由はここにあります。いかに豪華な応接室や手厚いサービスを用意しても、彼らは真贋を見抜き、企業のマーケティング戦略で踊らされることはないのです。

さて、成金は、最初のうちは外車など欲しいものを買ったり、とにかくお金を使います。見栄や欲望があるからでしょう。しかしそのまま収入や資産が維持されて数年が経つと、見栄を張る必要がなくなり、物欲もなくなり、もはや見た目にお金を使うことが少なくなります。モノよりも経験にお金を使うようになります。そうして本当のお金持ちとなっていくようです。

私の場合、スーツはオーダーメードの良いものを作っていますが、目上の人と会うときや講演など仕事があるときだけ着ています。プライベートな服にはまったく興味がなく、普段は5年ほど前に買ったユニクロを着て過ごしています。その格好でうろうろしているので、近所ではフリーターか無職かと思われているようです(笑)。


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