大学の受験費用、いくらかかるかご存知ですか?

教育資金を考える時、最後に控えるのは「大学進学費用」。かかる金額も高額となり、計画的に準備する必要があると言われています。

受験生にとって目指すべきは「合格」だが、親のほうは受験前から入学後までにかかるお金をしっかりと準備しておきたい

受験生にとって目指すべきは「合格」だが、親のほうは受験前から入学後までにかかるお金をしっかりと準備しておきたい

日本学生支援機構「平成26年度学生生活調査結果」によると、大学昼間部での授業料や学校納付金、課外活動費、通学費などを合計した学費だけでも、自宅生・国立大学進学で71万1200円、下宿生・私学大学進学で137万4500円と報告されています。

これらの費用は、計画的に準備しているという方も多いはず。でも、ちょっと待ってください! 大学に入学する前の「受験」の費用を忘れていませんか? 意外とかかる大学受験の費用とその節約ポイントをご紹介しましょう。
 

願書を請求するのにも郵送代が

大学受験をするためには、まずは願書の請求をしなくてはいけません。 センター試験や国公立大学の願書は無料。私立大学の願書も無料のところが多いよう。いずれも、郵送で請求すると1通200円から500円あたりが手数料(郵送代)として請求されます(一部の私立大学では、郵送料も無料のところもあります)。

同じ大学、学部などを数回受験する場合、一度に出願すれば願書は1枚でいいのですが、別に出願するとなるとまた願書が必要となることも。いずれにしても、たくさん願書を取り寄せると、その手数料だけで何千円にもなることになるので、注意をしましょう。

ただ、最近ではネット出願が多くなってきていますので、そもそも紙の願書が必要ないということもあります。志望校の状況を確認しておきましょう。
 

高い受験料。私立5校受験で17万5000円!

次に必要となるのが受験料。国公立と私立それぞれの場合でみてみましょう。

●国公立
センター試験の受験料は、1万8800円(3教科以上受験、成績通知あり)、国公立大学の2次試験受験料は1万7000円程度となっています(平成30年度)。センター試験と2次試験の前期、後期を受験したとすると、あわせて5万3000円程度の受験料。国公立受験といっても、結構かかってしまいますね。

●私立
次に私立大学の受験料ですが、だいたい2万~5万円と幅があります。3万5000円程度が平均のようです。受験料3万5000円として、3校受験すると10万5000円。5校だと17万5000円! 受験料といってもばかになりませんね。

テスト慣れと称して入学する気もない大学を受験する人もいますが、それは最小限にとどめたいところ。すべり止めも効率的に学校を選び、最小の学校数で安心して受験できるプランを考えましょう。
 

遠方から東京に来て受験すると平均24万2200円!

遠方の学校を受験する場合は、他にも交通費や宿泊費などがかかってきます。受験日程によっては、何往復もしたりホテルに長期滞在になったりする場合も。また 親が付き添う場合は、親の分の交通費や宿泊費も必要になります。

都心のホテルなどでは、受験パックといったお得なプランもありますが、受験時期はどのホテルも満室状態。受験日程が決まったらすぐにでも、お得な受験パックなどでホテルを予約しましょう。

東京私大教連が発表した「私立大学新入生の家計負担調査(2016年度)」では、自宅外通学者の受験費用は平均24万2200円。地方から東京都心への受験は、特に費用が高くついているようです。受験するだけで25万円弱。受験費用もしっかり計画しなくてはいけませんね。