2021年の女性平均年収は345万円! 昨年から2万円減少、職種別・地域別の年収1位は?

デューダは「女性の平均年収ランキング2021」を発表しました。2021年の女性の平均年収は345万円で、2020年から2万円減。職種別平均年収TOP3は、3位「運用(ファンドマネージャー)」、2位「投資銀行業務」、1位は?

転職サービス「doda(デューダ)」は12月15日、「女性の平均年収ランキング2021」を発表しました。2020年9月~2021年8月の間にデューダサイトに登録した会員約45万人の中から、20~65歳までの正社員女性のデータを集計し、平均年収をまとめたものです。

気になる結果を見ていきましょう。
 

女性全体の平均年収は345万円、昨年から2万円減少

「職種別平均年収ランキング」は、3位「運用(ファンドマネージャー・ディーラー)」で620万円、2位「投資銀行業務」で643万円、1位「リスクコンサルタント」で670万円でした。リスクコンサルタントは2020年から71万円増。実績や専門性が年収に影響しやすいコンサルティング系職種は毎年上位にランクインする傾向にあります。
 
職種別平均年収ランキング(TOP3までを抜粋)
職種別平均年収ランキング(TOP3までを抜粋)

注目はTOP50に8業種ランクインした「営業職」です。コロナウイルスをきっかけに対面営業からITツールを活用した非対面営業に切り替わったことで、顧客接点が増えたことが要因と見られます。女性全体の平均年収は減少傾向にあり、2020年から2万円減の345万円でした。
 

職種分類別1位は「専門職」、2位は「企画・管理職」

「11の職種分類別」で見ると、1位は「専門職(コンサル・監査法人など)」で平均514万円、2位は「企画・管理職」で438万円、3位は「IT・通信系エンジニア」で385万円でした。
 
職種分類別年収ランキング(TOP3のみを抜粋)
職種分類別年収ランキング(TOP3のみを抜粋)

2020年よりも年収額が上がったのは、1位「金融系専門職」(9万円増)、2位「専門職(コンサル・監査法人など)」(5万円増)、3位「事務・アシスタント職」と「企画・管理職」(1万円)という結果に。




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